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記事詳細 178号 2011年12月20日 07面「特集:東京IT新聞セミナー」

スマホ導入のカギは利便性と安全性の両立

本紙主催セミナー
「東京スマホセキュリティサミット 2011~企業導入とセキュリティの最新動向」

12月1日、ベルサール飯田橋駅前(東京・千代田)で、本紙セミナー「東京スマホセキュリティサミット 2011 ~企業導入とセキュリティの最新動向」が行われ、会場には大手企業の情報システム担当者など約200人が集まった



楢原盛史氏端末識別にはデジタル証明書を
基調講演を行ったシスコシステムズボーダレスネットワーク事業担当部長の楢原盛史氏は、スマートデバイスを社外に持ち出すことでリスクが高まると警告した。

そのリスクを抑えるために企業が行うべき対策として、①利活用(運用)の決定とセキュリティポリシーの見直し、②デバイス証明書の適用による個体識別環境の構築、③「Cisco AnyConnect」による安全な通信環境の構築、④メールやスケジュールといった必須機能のシンクライアント化、⑤スマートデバイスの管理(MDM)──を提案した。

北村裕司氏(上)、竹谷修平氏(下)次に登壇したのは、サイバートラスト最高技術責任者の北村裕司氏。スマートデバイスのセキュリティには端末認証が欠かせないとし、同社のデバイス認証用証明書発行管理サービス「サイバートラストデバイスID」を利用すればそれが可能になるとアピールした。

ソリトンシステムズ プロダクトマーケティング部の竹谷修平氏は「ワンタイムパスワードを利用することで人物認証が行える」と話した。RADIUSサーバとワンタイムパスワード処理サーバ、デジタル証明書発行・管理サーバの3つ機能を1台に集約したのがアプライアンス「NetAttestEPS」だ。

(左上)谷田部茂氏/(右上)濱名健一氏/(左下)原田圭悟氏/(右下)安川新一郎氏まず導入ありきではいけない
パネルディスカッションでは、NTTドコモ法人事業部ソリューションビジネス部担当部長の濱名健一氏と、KDDIソリューション事業本部ソリューション推進本部スマートソリューション部長の原田圭悟氏、ソフトバンクモバイル プロダクト・マーケティング本部副本部長の安川新一郎氏が登壇。コーディネーターは、日本スマートフォンセキュリティフォーラム技術部会長の谷田部茂氏が務めた。

企業のスマートデバイス導入における課題について、濱名氏は「スマートデバイスを導入して何をしたいのかを明確にすること。そして利便性とセキュリティのバランスを取ることが大切だ」と述べた。原田氏は「コスト面も考え、例えばスマートフォンを内線電話化して通信コストを抑えたりすることが必要だ」と述べた。また、安川氏は「エンドユーザの生産性を上げるなどのためにスマートデバイスを導入することが大切。まず導入ありきではいけない」と強調した。

(後編につづく)
(百瀬崇)

 

 


 

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11年12月20日[ 178 号]

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