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記事詳細 146号 2010年08月24日 09面「特集:クリエイティブ・開発 」

オープンなモバイル向けOS「MeeGo」へ高まる期待

Linuxベースのモバイル向けオープンソースOS「MeeGo(ミーゴ)」の開発が前進している。先月26日、開発プロジェクトを統括する米リナックス・ファウンデーション(Linux Foundation)は都内でセミナーを開き、タブレットPCなどへ搭載した実機も展示した。

マルチデバイスなど強みに2~3年で爆発的に浸透か
MeeGo搭載のタブレットデモ機「MeeGo」は米インテルとフィンランドのノキアがそれぞれ開発していた「Mobin(モブリン)」と「Maemo(マエモ)」というモバイル端末向けOSを統合したもので、完全なオープンソースOSとして、今年2月から開発プロジェクトは非営利団体のリナックス・ファウンデーションが受け継いでいる。

タブレット型PCや小型ノートブックPC、スマートフォン、車載端末、通信テレビなどマルチデバイス対応を強みとしている。わずか25秒での高速起動や長時間駆動を可能とする点などが特徴。完全なオープンソースであり、「誰でも使うことができる」(インテル・コーポレーションのマーク・スカープネス氏)。

米Linux Foundationのジム・ゼムリン氏また、「開発には1000人以上が関わっている。しかも1つのベンダがコントロールしていない」(リナックス・ファウンデーションのエグゼクティブ・ディレクタ、ジム・ゼムリン氏)といい、インテルやノキア以外の開発者も多数参加しているという。

日本でも既にユーザ会が発足している。
現在のところまだ実際に「MeeGo」を登載した製品は販売されていないが、ノキアなどが今年中に搭載製品の発売を予定している。

「Android のように、2~3年中には爆発的に浸透する可能性がある」(関係者)と見る向きもある。

今年5月にはネットブック向けの「MeeGo1.0 for Netbook」がリリースされた。

ノキア、インテルの担当者らも招かれた先月26日、日本では2回目となるセミナーでは、リナックス・ファウンデーションのジム・ゼムリン氏らが来日してMeeGoをPRしたほか、「ビジネス」「技術」「アプリケーション開発」それぞれの分野に分かれて15のセッションが行われた。

またデモ機の展示も行われ、インテルはAtomプロセッサ搭載の7インチタブレットPC「OpenTablet」やスマートフォンなど、MeeGo搭載のデモ機が披露されていた。

 


 

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