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記事詳細 146号 2010年08月24日 04面「特集:経営・エンタープライズ 」

ドコモは大日本印刷と提携

電子書籍、秋にも販売開始へ

今月4日、NTTドコモと大日本印刷(DNP)は電子出版ビジネスでの提携を発表した。両社は共同事業会社の設立も検討しており、10月末から11月をメドに商品10万点規模の電子書籍販売プラットフォームをオープンさせる予定だ。

両社の強みを活かした販売プラットフォームを構築する計画だ両社による電子書籍プラットフォームでは、当初NTTドコモのスマートフォンユーザに向けてのみ展開するが、その後はⅰPadやKDDIなど他キャリアからも利用できるようにする計画。加えて海外展開も検討していくという。

また、DNPグループである丸善・ジュンク堂・文教堂やオンライン書店「bk1(ビーケーワン)」と提携することで、「読みたい本に、必ず出会える」「読みたい本を読みたい形で読める」という、ユーザのニーズに合わせて「紙」や「電子」を選択できるハイブリッド型の書籍販売サービスを目指す。

NTTドコモの辻村清行副社長(左)と大日本印刷の高波光一副社長ドコモはまた、来年初めに電子書籍の専用端末を発売する計画を明らかにした。「(アマゾンの「キンドル」のような)白黒でeインクのものではない」(ドコモの辻村清行副社長)という。

なお、今回の提携には講談社、小学館の出版大手2社のほか、NEC、LG、サムスンの3社が賛同のコメントを寄せていた。

電子書籍の販売プラットフォームをめぐっては、今年五月にKDDIが凸版印刷やソニー、朝日新聞社と共同展開することを表明しており、ソフトバンクは子会社の「ビューン」を通じて雑誌や新聞などを配信。毎日新聞社などマスコミ・出版13社が参加している。

一方、DNPは凸版印刷と先月27日に業界団体「電子出版制作・流通協議会」を設立したばかりだ。(下段参照)

黎明期の電子書籍市場で主導権を狙い、合従連衡が激しくなっている。

 


 

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